NFTで楽しく稼げるって本当?
最新の投資方法として騒がれてるけど、NFTにリスクはないの?
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- NFTのリスクと問題点
- リスクを防ぐためにできることとは
- 安全にNFTを楽しむ方法
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は独立して10年目になります。趣味が仕事になり、今では月8桁以上稼げるようになりました。
この記事では、NFTを始めたいと考えている初心者さんに向けて、NFTのリスクや問題点を詳しく解説します。
遊び要素がある投資として話題になっているNFT。
ビジネス系インフルエンサーがこぞって始めたこともあり、出遅れる前にとNFTへの参入を考え始めた人は多いはず。
でも、世の中にはそんなに良い話って、ないですよね。
「簡単に稼げる」なんて言葉は、ほとんどが嘘でしょう。
NFTは「遊んで稼げる」というと美味しい話に聞こえるかもしれませんが、無知のまま突っ込むと大損する未来が待っています。
もくじ
NFTのリスクとは?問題になりうる点を解説
「リスク」というと恐怖心をあおるかもしれませんが、事前に理解した上でNFTを始めれば、対策をほどこせるものばかりです。
NFTのリスクや問題点は主に、下記の5点があげられます。
- 法律の整備が間に合っていない
- 価値に流動性がある
- 絶対に稼げるということはない
- 一定数の詐欺師がいる
- 犯罪に巻き込まれる可能性がある
あまり不安を感じすぎず、「こんなことに注意すれば大丈夫ということだな」と思いながら読み進めてみてください。
NFTのリスク①:法律の整備が間に合っていない
NFTは新しい分野の取引という点から、まだ法整備が追いついていません。
世界共通の仮想通貨を利用して売買ができる点からも、国際的な取引が行われた際にどのような決まりごとを共通認識とすべきかが問われています。
特に著作権などをはじめとした権利をめぐる問題は起きやすく、NFT関係に強い弁護士もまだ多くないことから、万が一トラブルが起きたときの対応が複雑です。
取引の前には条件などをしっかりと理解して、起こりうるトラブルを予想しておく必要があるでしょう。
初心者はまず国内のプラットフォーム(コインチェックなど)でのNFT取引から始めることで、国際的なトラブルを回避できます。
NFTのリスク②:価値に流動性がある
NFTは市場が右肩上がりに伸びていますが、まだ不安定な分野です。
投資という点でまさに株と同様に、価値が上がったり下がったりを繰り返します。
将来的にはどうにか安定の道が切り開かれていくような見通しではありますが、価値の上下により生活がおびやかされるほどの金額は投資しないのが安全です。
購入当初は価値が高かったNFTが万が一価値を下げてしまったとしても、楽しんだり、長い目で見て焦らずに上昇を待てる人なら、NFTに向いているでしょう。
NFTのリスク③:「絶対に稼げる」ということはない
あくまでNFTは「投資」です。
「絶対に稼げる」などという都合の良いものではありません。
「NFTをすれば絶対に儲かる」なんて甘い誘いに乗ってしまうと、大損をしてしまう可能性も。
NFTをするなら、常に仮想通貨やNFT市場に目を光らせ、慎重に取引をしなくてはいけません。
遊び要素があるNFTとはいえ、遊びのつもりで始めると大損してしまうかもしれないのが「投資」です。
「絶対に儲かる」なんて話をする人がいたら、詐欺師だと思って良いでしょう。
NFTのリスク④:一定数の詐欺師がいる
NFTや仮想通貨の界隈は「投資」という性質上、「ミラクルが起こるかもしれない」という投資ドリームを捨てきれない人が出やすいです。
特に投資分野の初心者ほど、プロっぽく見える人を安易に信じてしまいやすい。
基本的に、投資ドリームを抱かせるような人は信じない方が良いです。
信じさえしなければ良い話ですが、信じてしまう人がいるという意味では危険。
投資初心者を狙う詐欺師がはびこりやすいようで、時折ニュースでも「詐欺師に騙され自殺」などのネガティブな話題があがっています。
どんな詐欺師が多いかというと…
- 私に投資金を預けてくれたら◯百万円は稼がせてあげる
- 私の講義を受ければ稼げる極秘の方法を教えてあげる
- 非公開だけど稼げる仮想通貨を教えるから投資した方が良いよ
- 今しかチャンスはないから借金してでも投資した方が良いよ
- 数百万円を絶対に稼げる仮想通貨を教えてあげるから数十万円払ってね
- 絶対うまくいく仮想通貨の軍資金を数万円僕に預けたら手取り◯割分けるよ
このような都合の良いことを言ってくる人たちは多いです。
そもそも、そんなに稼げる良い話があるなら、なぜ自分1人で儲けようとしないのか。
人に教えなくてもお金が稼げる方法を知っているなら、なぜわざわざ秘術を教えるための費用を人から取ろうとするのか。
冷静に考えれば矛盾に気づくはずですが、目の前の投資ドリームに目がくらんだり、「今だけだから」と急かされて冷静な判断ができないなどの状況で、騙されてしまう危険があります。
NFTのリスク⑤:犯罪に巻き込まれる可能性がある
NFT自体は、高レベルのセキュリティーがほどこされているシステムです。
しかし犯罪者は、言葉と技術を巧みに使い、ユーザーを騙そうとしてきます。
例えば下記のようなケースは、知らないと犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。
ウイルス感染
ウイルス感染したNFTをクリックすることで、NFTを保管するウォレットがウイルス感染し、ウォレットの情報が盗み出されるという手口です。
身に覚えのないNFTがウォレットに送られてきたり、気づいたら所持しているなどということがあったら、絶対に触らないようにしましょう。
フィッシング詐欺
NFTはまだ発展途中の界隈という点を逆手に取り、詐欺サイトへ誘導しアカウントやクレジットカード情報を盗み出す手口が発生しています。
内容があいまいな海外サイトや、偽サイトを信じて「リカバリーフレーズ」などを入力してしまったせいで、ウォレットの中身を盗まれてしまうというケースも。
持ち逃げ
NFTのプロジェクトとして投資を集い、突然蒸発するという手口もあります。
人気のあるプロジェクトや、多くの投資家が集っているプロジェクトであっても、持ち逃げをされる可能性はいなめません。
これらの手口はNFTに限った話ではなく「オンラインショッピング」や「仮想通貨」、「クレジットカード」などにも同じようにあるリスクです。
「良すぎる話」「なぜか親切な人」「まだ実体のないもの」「身に覚えのないもの」などはリスクが高いため、注意してください。
NFTのリスクとは?安全にNFTを楽しむためにできること
投資やビジネスとは、常にリスクをともなうものです。
でもちゃんと知っていれば、防げるリスクがほとんど。
NFTをするなら、しっかり調べてリスクを理解した上で楽しみましょう。
まだNFTをやったことがないなら、実績のある大手のプラットフォームだけを使うのが安全です。
はじめは数十万円などの巨額を一気に投資するのではなく、数千円などの小さな額からスタートさせると良いですよ。
ぼくは大手プラットフォーム「コインチェック」を利用しています。
今のところは怪しげなNFTが勝手に送られてくるなどの被害もなく、安定した取引ができています。
コインチェックは500円から運用ができるので、初めての人は少額の運用から試してみてください。
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