そもそもNFTってなんなの?
NFTはどうして人気が高まってるの?
仮想通貨とNFTって別物なの?
NFTって難しそうだけど素人にもできる?
このような疑問も解決できるよう、記事を用意しています。
本記事の内容
- NFTを簡単に説明!NFTとは?所有者であることの証明です
- NFTとは?ブロックチェーン技術が特徴
- NFTを所有する目的とは?
- NFTを始めたい!取引は簡単にスタートできる
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は独立して10年目になります。趣味が仕事になり、今では月8桁以上を稼げるようになりました。
この記事では、「NFTって何?」という初心者さんに向けて、NFTでおさえるべきポイントをわかりやすく解説します。
この記事の結論
- NFTとは唯一無二を証明するもの
- 誰でもNFTを作ることはできる
- NFTの取引は専用の取引所で行う
NFTとは、絵などの「アート」を筆頭に付けられる価値、と説明するのがわかりやすいかもしれません。
もともと特に有名ではなかった「Crypto Punks(クリプトパンク)」と呼ばれる絵が、NFTの価値が上がり始めた途端に「最古のNFTアート」として1枚8億円で取引されるようになったことも。
Crypto Punks(クリプトパンク)とは、デジタルキャラクター画像で、1つ1つのキャラクターの所有権がイーサリアムブロックチェーンに記録された、初のNFTアートになります。
もし同じ作品がNFTではなく現物だったら、同じ価値がついたとは言い切れません。
NFTとは説明すると複雑に聞こえるのですが、理解してしまえばそこまで難しいものではありません。
特に仮想通貨や投資に興味があるひとにとって、NFTは面白い世界なはず。
それでは、NFTの説明をしていきましょう。
もくじ
NFTを簡単に説明!NFTとは?所有者であることの証明です
NFT(Non-fungible Token)とは直訳すると、「代替えが不可能な記号」です。
「代替えができない」と言われても、ピンとこない人も多いはず。
逆に代替えができるものの例としては、日本円などの通貨や、ビットコインなどの仮想通貨、市販されている商品などがあげられます。
代替えできないものとは?
- 葛飾北斎の描いた「赤富士」
- 有名プロ野球選手がサインを書いたボール
- この世に1つしか存在しない手作り作品
- 日程や席が指定されたライブチケット
例に挙げると上記のようなものですね。
例えば葛飾北斎の描いた「赤富士」は、コピーして印刷をしたものなら市場にいくつも出回っています。
しかし、葛飾北斎の描いた「赤富士」本体は、この世に一つしか存在しません。
そこで「赤富士」本体とNFTを結びつけることで、それが本物であることと所有者が誰であるかを証明できるようになる、ということです。
「価値が違うのはわかるけどコピー品でも見た目はほぼ同じだし、それで良くない?」と思う人にとっては、「代替えができないものの価値」にしっくりこないかもしれません。
しかし、ファンの人にとって本物かコピー品かは天地の差であり、本物を所有する権利を持ちたいという気持ちは強いものだからこそ、NFTが成り立ちます。
具体的にNFTの対象となるのは、下記のようなものが多いです。
NFTの対象物例
- デジタルアート
- 音楽
- ゲーム内のアイテム
- トレーディングカード
- Tweet
- 漫画
- コンサートチケットなど
例えばコンサートチケットをNFTと結びつけて販売することで、購入者とチケットの所有者が一致しているかどうかを確認できるため、複製や転売を防止するという使い道もあります。
このように、実用的に活用されることもあれば、所有欲を満たすためというのもNFTの使い道の一つです。
NFTとは?ブロックチェーン技術が特徴
NFTは、ブロックチェーンと呼ばれる技術を使って取引されます。
ブロックチェーン技術とは、取引の履歴を暗号技術によってチェーンのように1本に繋げて保存する技術のことです。
取引履歴が一本化されるため、ある一つの取引を改ざんするためには、それ以降の取引全ての情報を一つずつ改ざんする必要があります。
ブロックチェーンの仕組み上、データを改ざんや破壊・紛失することがとても困難であり、高いセキュリティを持つことが特徴です。
ブロックチェーンを使った仕組みも、NFTに紐付けて所有することの魅力の一つと言えます。
NFTを所有する目的とは?
NFTを所有する目的3つ
- 作品唯一の所有者になれる
- 手数料が半永久的に作者へ還元される
- 実物がないものを所有する
それぞれについて解説します。
NFT所有の目的①:作品唯一の所有者になれる
例えば仮想通貨には名前を付けることも、ブロックチェーンで所有の履歴を残すこともできないからこそ、通貨として利用されます。
一方でNFTが紐ついたものには、自分が所有者であることが刻まれます。
つまり、他の誰でもなく自分だけのものであることを証明できるということです。
例えばAさんが持つNFTとBさんの持つNFTを交換する取引をした場合、ブロックチェーンの技術により元所有者の名前が刻まれた状態で交換が成立します。
一度所有した人の名前が消えることはないため、前の所有者の名前が刻まれていない状態のものを所有することは、不可能になります。
一度自分が所有をした時点で、他の人は二度と同じ状態のものを手にすることができなくなる、という仕組みに魅力があるということです。
NFT所有の目的②:手数料が半永久的に作者へ還元される
NFTはアーティスト(商品の作者)本人が発行し、プラットフォームに仲介手数料などを引かれることなく直接収入になります。
通常だと、販売する過程でプラットフォームが手数料を吸収してしまう一方で、NFTの場合はアーティストへ直接購入金額を渡すことができます。
また、通常は一度作者の手元を離れた作品が売買されても、作者に収入は入ってきませんよね。
一方でNFTの場合、全てブロックチェーンで繋がっているため、作者に販売手数料が還元されます。
販売し手元から離れた作品が売買を繰り返されるたびに、作者にお金が入ってくるという仕組みです。
つまり、応援したいアーティストの作品を購入することで、アーティストを直接的に応援できるという距離感にも喜びを感じられます。
NFT所有の目的③:実物がないものを所有する
物理的に形がないものや、そばに実在しないものでも、自分に所有権があると主張できるのもNFTならではの特徴といえます。
例えば音楽は物理的な形のあるものではないですが、NFTに紐づけることで、自分が唯一無二の所有者になることができます。
逆にアーティストにとってもNFTにすることで、作品に価値を感じてくれる人に直接的に販売し、利益を上げやすいです。
デジタルデータをアップロードすれば簡単にNFT化することができるので、出品も簡単。
デジタル上にだけ存在するものに価値をつけて取引できることは、販売者と購入者どちらにとってもメリットが大きいです。
NFTを始めたい!取引は簡単にスタートできる
NFTは物理的に触れるものではないからこそ、取引は専用のプラットフォームで行われます。
プラットフォームとは、システムやサービスの土台や基盤となる環境のことです。
プラットフォームの代表例6つ
- Windows(ウインドウズ)
- Apple(アップル)
- Facebook(フェイスブック)
- Amazon(アマゾン)
- 楽天市場
- クックパッド
皆さんご存知ですよね。
また、NFTは現金で取引するのではなく、基本的に「イーサリアム(ETH)」と呼ばれる仮想通貨で行われます。
将来的には他の仮想通貨でも取引ができるようになると言われていますが、2022年現在の段階で利用できるのはイーサリアムだけです。
イーサリアムは、仮想通貨が扱えるプラットフォーム上で購入することができます。
おすすめのプラットフォームは、「コインチェック」です。
ポイント
コインチェックではイーサリアム以外にも全27種類の仮想通貨を取り扱っており、初心者にも使い勝手が良いです。取引手数料も無料。
コインチェックでイーサリアムを日本円で購入し、イーサリアムでNFTの購入をする流れがおすすめです。
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皆さんがこれからNFTを楽しめるような記事をどんどん書いていきますね。
今回は、以上になります。